あるAさんの一日

Aさんは軽い痴呆症状がありますが、介護師の言葉を理解できます。食堂や自分の居室、トイレの場所などもちゃんと記憶しています。一人では歩けませんが、手すりにつかまれば少しの間は立つことができます。車椅子は自分で操作できます。排泄はトイレに行き、介護師に介助してもらいながら用をたします。入浴では、上半身以外を洗う場合に介助が必要です。

それでは、老人ホームでのAさんの一日を見てみましょう。自分でできることが多いAさんでも、どれだけ多くの介助が必要となるかお分かりになると思います。

朝~昼

※介助が必要な部分は赤色になっています

6:50 起床 (夜勤の介護師が順番に利用者を起こしてまわります)
7:00 寝間着から日中着に着替える
靴を履き、車椅子に乗り、洗面台で顔を洗う
食堂へ行く
8:00 朝食をとる
トイレに行き、用を足す
洗面所に行き、手を洗い、口をすすぎ、入れ歯を洗う
9:00 居室に戻り、靴を脱ぎ、ベッドに入る
靴を履き、車椅子に乗り、髪を整える
トイレに行き、用を足す
洗面所で手を洗う
11:00 治療を受ける

昼~夜

※介助が必要な部分は赤色になっています

12:00 食堂に行き、食前の体操をする
昼食をとる
トイレに行き、用を足す
洗面所で手を洗い、口をすすぎ入れ歯を洗う
13:00 ホールに行き、テレビを鑑賞したり、新聞を読む
14:00 浴室に移動し、靴や服を脱ぎ入浴する
体を拭き、靴や服を着てから、車椅子で居室に移動する
トイレに行き、用を足す
洗面所で手を洗う
居室に戻り、靴を脱ぎ、ベッドに入る
18:00 靴を履き、車椅子に乗り、髪を整える
食堂に行く
夕食をとる
テレビを見る
洗面所に行き、口をすすぎ、入れ歯を洗う
19:00 トイレに行き、用をたす
洗面所に行き、手を洗う
居室に戻り、テレビを見る
19:30 寝間着に着替える
靴を脱ぎ、ベッドに入る
20:00 テレビを見る
靴を履き、車椅子に乗り、トイレに行き、用を足す
居室に戻り、靴を脱ぎ、ベッドに入る
21:00 就寝

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