FAQ

Q. 老人ホームに入るのが良い?それとも在宅のほうが良い?

A. 老人ホームか在宅かを決めるためには、老人ホームでの介護と在宅での介護について長所と短所をリストアップし、それらを比較するとよいでしょう。最近増えている全室個室、ユニットケアの老人ホームには注意してください。在宅のような介護が提供されると勘違いしがちですが、それは違います。我が家のような感覚でいられる老人ホームのごとく言われることがありますが、多くの人が居住する施設はあくまでも施設であることことを、きちんと認識しておきましょう。

Q. 特別養護老人ホームと有料老人ホームの違いは?

A. 大きな違いとしては入居にかかる費用と、介護保険制度における両者の位置づけが違います。特別養護老人ホームでは、入所の一時金のようなものは必要ありません。ただし、部屋代、食事代、介護に対する利用者の一割負担などの費用が毎月必要です。一方、有料老人ホームでは、400~300万円程度の入居一時金が必要です(最近は必要ないところもあるようです)。更に、介護一時金として300万円~500万円程度の費用や、毎月の管理費、食費などが十数万必要です。介護保険制度対象の介護サービスを受けた場合は、利用者が一割負担しなければなりません。こうした費用は個々の老人ホームでかなり違うことに注意してください。

介護保険制度による介護サービスには、施設サービスと在宅サービスがありますが、特別養護老人ホームで受けるサービスは施設サービスに当たり、有料老人ホームで受けるサービスは在宅的なサービスに当たります。特別養護老人ホームは介護が必要な状態のお年寄りが入る施設ですが、有料老人ホームは元気な状態のときでも入居でき、生涯そこで生活できる点に違いがあります。

Q. 老人ホームの良し悪しを決めるポイントは?

A. 介護サービスを提供するのは介護師なので、その良し悪しを決めているのは介護師であり、「人」です。したがて、その介護師が集まっている老人ホームの良し悪しを決めるのも「人」になります。すばらしい介護をする介護師が多ければ、その老人ホームはすばらしいと言え、逆にほとんどいなければ悪いと言えます。 しかし、介護現場では若い女性が多いため、数年経つと職員の顔ぶれが大きく変わっていることが多いことを認識しておいてください。良い介護師も結婚などで退職してしまうということがよくあるからです。そのため、長期的視点では、老人ホームの良し悪しを決めるポイントは「人」ではないというこになります。

Q. 建物は重要?

A. 特別養護老人ホームは4人部屋が中心ですが、相性の良い4人を集めるのは簡単なことではありません。個室の方が良いかというと、そうでもありません。夜になると寂しさを訴える人もいますし、万が一のときに助けを呼べないこともあるからです。個室も相部屋も一長一短があるので、利用者のニーズに合わせていろいろなタイプの部屋から選べるような老人ホームが良いでしょう。

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